ディスク容量が不足した場合はWindowsに正規実装されているクリーンアップ・ツールを利用するのがお勧めです。「ディスク クリーンアップ」と呼ばれるこちらのプログラムを起動すると、不要なファイルを検索して、その一部または全部を素早く完全に削除することができます。
「ディスク クリーンアップ」では以下の操作を行うことができます。
- 一時ファイルの削除
- 特定のページを表示した時にインターネットから自動的にダウンロードされるActiveXコントロールやJavaアプレットの削除
- ゴミ箱内のファイルの完全な削除
- 使用されていないWindowsの追加コンポーネントの削除
- インストールしたものの現在使用していないプログラムの削除
場合によっては処理に時間がかかる場合があります。
Windows 7での使用方法
- 「スタート>すべてのプログラム>アクセサリ>システムツール」の順にクリックしていきます。
- 「ディスク クリーンアップ」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
管理者として実行することでシステムファイルの削除やいくつかの追加オプションを選択できるようになります。システムファイル以外の削除を行いたい場合には管理者として実行する必要はありません。
Windows 8での方法
- デスクトップ画面の左下を右クリックして「検索>オプション」とクリックします。
- 検索バーに「ディスク クリーンアップ」と入力します。
- プログラムが起動したら結果を確認します。
- クリーンアップするディスクを選択します。
- 「OK」ボタンをクリックするとスキャンが始まります。
「ディスク クリーンアップ」タブ
- ファイルのカテゴリーを選択するとファイル内に保存されたフォルダーを個別に削除することができます。「ゴミ箱」やその他のフォルダーに重要なファイルが保存されていない場合にはこちらはスキップしても構いません。
- 「ディスク クリーンアップ」タブで不要なファイルからチェックを外したら「詳細オプション（More Options）」タブへ移動します（Windows 8には存在しません）。
「詳細オプション」タブ
使われていないプログラムやシステム復元ポイントを削除したくない場合は「OK」ボタンをクリックしてクリーンアップを開始します。
- プログラムと機能使われていないプログラムを削除したい場合は「コントロールパネル」を開いて「プログラムと機能」を選択します。各プログラムの容量は「サイズ」欄で確認できます。不要なプログラムを削除します。
- システムの復元とシャドウコピーこちらのオプションを選択すると直近のものを除くすべての復元ポイントが削除されます。復元ポイントはシステムのリカバリーを行ってお使いのPCを過去の状態に戻す際に必要になります。現時点でお使いのPCが不具合なく動作している場合は過去の復元ポイントを削除することでディスクの空き容量を増やすことができます。Windows 7では復元ポイントに「シャドウコピー」と呼ばれる過去のバージョン・ファイルやバックアップ画像が含まれる場合があります。こうした「シャドウコピー」もあわせて削除されます。