RAM(ランダム・アクセス・メモリー)が正常に動作しているかを確認するには「Windows Memory Diagnostic」を利用するのがお奨めです。Windowsの各種OSにデフォルトで実装されています。
使用方法は以下の通りです。
- 「スタート」ボタン等をクリックして検索バーに「mdsched」と入力したら「Enter」キーを押します。
- 新たなウィンドウが開いたら「今すぐ再起動して問題の有無を確認する (推奨) (Restart now and check for problems (recommended))」オプションを選択します。
コンピューターを再起動する前に全データが正しく保存されていることを確かめます。
- コンピューターが再び立ち上がると自動的に診断が始まります。デフォルトでは「Standard」パラメーターが用いられるため、「F1」キーを押してパラメーターを変更します。上下矢印キーを使用して「Extended」パラメーターを選択します。
- プログラムがRAMに直接アクセスできるようにキャッシュ(Cache)を無効化する必要があるため、「Tab」キーを押して「Off」を選択します。パスの数(Pass Count)は最低でも20に設定します。この数値が高ければ高いほどエラーを発見できる可能性が高まります。「F10」キーを押して診断を開始します。診断が終了するとPCが自動的に立ち上がります。
診断にはかなりの時間がかかる可能性があります。
- OSが立ち上がると診断結果がモニターに表示されます。